5位 - 「一度しか殺せないのが残念だ」
https://eiga.com/movie/100006/gallery/4/
ロバート・マッコール(デンゼル・ワシントン)
『イコライザー』シリーズより
表の顔はただのお人好しな男、だがその裏の顔は世に蔓延る「悪」を粛清する私刑執行人、その名もロバート・マッコール。演じたのはアカデミー主演男優賞を受賞したデンゼル・ワシントン。
元海兵隊、かつ元DIA(国防情報局)の凄腕工作員という経歴を持つマッコール。既に現役は退いた身だが、その圧倒的なまでの戦闘スキルは失われていない。
だが当の本人は、ぱっと見とある町のホームセンターで働くただの壮年の男。誰も、この人が元最強の工作員だとは思うまい。
彼が最強たる所以とは、大人数もの敵を「1分もかからずに」全員抹殺することができる点にある。相手の銃を奪い取る、或いは周囲の何の変哲もないものを用いて、相手の急所を的確に狙うことができる。
まさに「最速」と呼ぶに相応しい実力。そして即席のトラップを瞬時に作れるという点は、先述したランボーにも似通っている部分がある。
また本人は正義感に強い人物として描かれている。世の不条理には黙っておけない性格の持ち主で、彼の正義に反するようなことをすれば、それは文字通り「死」を意味する。
善良な人々には分け隔てなく接するものの、悪人には一切の容赦を見せない。そんな狂気的とも呼べる信条と、それに違わぬ圧倒的なスキルを持つ、それがロバート・マッコールという男なのである。
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4位 - 「ただの子犬なんかじゃなかった」
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ジョン・ウィック(キアヌ・リーヴス)
『ジョン・ウィック』シリーズより
かつて裏社会にその名を轟かせた、元最強の殺し屋。演じたのは『マトリックス』のキアヌ・リーヴス。
5年前に殺し屋稼業から足を洗ったものの、愛する妻が病死。その葬儀の夜に1匹の子犬が亡き妻から贈られるも、あるマフィアの怒りを買ってしまったことで車と子犬を奪われ、その復讐のために再び殺し屋の世界に舞い戻ることになる。
「ババヤガー」あるいは「闇の者」といった数々の異名を持つジョンは、「1本の鉛筆で3人を殺した」など荒唐無稽な逸話が残っているほど、裏社会では伝説的な人物として語り継がれている。
その腕前はまさしく「最強」そのものであり、撃った銃弾は全て標的の脳天を撃ち抜き、また取っ組み合いでも十中八九打ち勝つなど驚異的な体術を持つ。
本人はいたって寡黙な性格であるが、自身の大切なものを奪われたり貶されたりすると、その衝動的な怒りから復讐を何の躊躇いなく行うなどとにかく怒らせたら非常にマズい人物として描かれる。
例え怒りに震えていたとしても外面では冷静を装っているが、ふとした瞬間に怒りが爆発し言動に現れ始める時もある。
どれだけ殺し屋のスキルに長けたものや大人数が戦いに挑もうとも、悉く返り討ちにしてしまうことからハリウッド最強の主人公だと呼ぶ意見も多い。
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3位 - "I’m what you call an ice-cold can of whoop-ass."
https://eiga.com/movie/81183/gallery/18/
ルーク・ホブス(ドウェイン・ジョンソン)
『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』より
世界的カーアクション映画である『ワイルド・スピード』シリーズに登場する、アメリカ外交保安部(DSS)の元捜査官。演じたのはプロレスラー「ザ・ロック」ことドウェイン・ジョンソン。
筋骨隆々の肉体と、長年の捜査官としての経験から培われた捜査力を持ち合わせ、更に車両の運転にも長けているなど、その実力はシリーズの中でもトップレベル。
単にフィジカル面だけでいえば、恐らくシリーズ最強のキャラクターと言っても過言ではないかもしれない。
だがそんな彼にも愛する家族がおり、特に娘のサマンサには無償の愛を注いでいる。非常に家族思いであり、同時に正義感にも満ち溢れている高潔な人物として描かれる。
初登場作品である『~MEGA MAX』では国際指名手配された主人公一行を逮捕するべく行動に出るが、今では互いに協力し合う関係に。
シリーズ通しての主人公であるドミニクを演じるヴィン・ディーゼルと関係が悪化したことにより長らくシリーズに出演できていなかったが、現在は既に仲直り済みな模様。
スピンオフ作品にてジェイソン・ステイサムと共に『~スーパーコンボ』にて主演を務めるなど、シリーズの中でも屈指の人気キャラクターとなっている。今後の活躍にも期待大だ。
2位 - 「お前は最後に殺すと約束したな。あれは嘘だ。」
https://eiga.com/movie/44575/gallery/
ジョン・メイトリックス(アーノルド・シュワルツェネッガー)
『コマンドー』より
『ターミネーター』など80~90年代のアクション映画スターとして有名、かつ日本では「シュワちゃん」という愛称で親しまれているアーノルド・シュワルツェネッガー主演のアクション映画。
既に引退した特殊部隊の隊長であるジョン・メイトリックスが、娘が拉致されたことで救出に向かう………というごくシンプルなストーリーではあるのだが、この作品においてメイトリックスはこれでもかと無双している。
まず特筆すべきはメイトリックスもといシュワちゃんの彫刻が如し肉体美である。俳優業を始める前はボディビルダーとして活躍していたため、その造形は当時のハリウッドでは随一のものだったと言える。
そんな筋肉の塊ことシュワちゃんが、今は引退した身とはいえど特殊部隊の隊長を演じればどうなるかは一目瞭然である。いつしか誰もメイトリックスを、誰もシュワちゃんを止められなくなっていた。
そんなわけで劇中では生身で飛行機から飛び降りる、大人数の警備員を投げ飛ばす、落下してきたエレベーターを受け止める、ブルドーザーでダイナミック入店をかます、など文字通り大暴れしている。
加えてセリフも印象的であり、特に吹き替え版はネットミームの代名詞と化している。私にとっては字幕版よりも吹き替え版をオススメしたい唯一の洋画と言えるかもしれない。
80年代の大味なアクション映画らしく、細かい設定を置き去りにド派手な無双アクションを見せてくれる、そんなメイトリックスに敬礼を。
1位 - "Bee keep working until they die."
https://eiga.com/movie/101062/gallery/4/
アダム・クレイ(ジェイソン・ステイサム)
『ビーキーパー』より
「世界最強のアクション俳優は誰か」。危険なスタントを生身でこなす命知らずなトム・クルーズか?それとも最強のプロレスラー「ザ・ロック」ことドウェイン・ジョンソンか?
私はこう宣言しよう「ジェイソン・ステイサムこそ最強だ」と。というわけでデヴィッド・エアー監督作『ビーキーパー』から、主人公のアダム・クレイが1位に躍り出た。
ジェイソン・ステイサムが演じる様々な役柄において「弱い」の二文字は決して存在しない。どんな窮地に陥ろうとも、彼は澄ました顔で勝利をもぎ取ってくる。
中でも彼の演じた「アダム・クレイ」というキャラクターは、数あるステイサムの主演作品の中でもトップクラスの強さを誇ると言える。
普段は片田舎で暮らす養蜂家であるが、その正体とは秘密組織「ビーキーパー」の元エージェント。その腕前は歴代最強とも呼べるほどだったらしい。
実際この作品におけるアダム、もといステイサムは本当に強い。多対一でも難なく場を潜り抜け、彼の引き起こした事態が国家転覆レベルまで跳ね上がったとしても、彼はほぼ無傷のままその場を去っていく。
彼が唯一負傷した瞬間は、物語ラスト10分前で「以前ビーキーパーを”一度だけ”殺したことがある傭兵」と交戦した時のみ。それまでは完全に無傷で勝利を収めている。
これだけで彼がどれだけ化け物じみているかお判りいただけるだろう。ここまでくると、ジェイソン・ステイサム史上どころかアクション映画史上最強のキャラクターと言ってもいいかもしれない。
ちなみに彼がここまで大暴れした理由は「恩師がネット詐欺に引っ掛かり、精神的に追い詰められ自殺してしまった」から。車と犬を奪われたことで復讐に乗り出す者もいるのだから、こうした理由には納得である。
またしても「世界最強のハゲ」という名に相応しすぎる功績を作り上げてしまったステイサム。『トランスポーター』より始まった「ステイサム無双」は、果たしてどこまで続くのか………!?
まとめ(あとがき)
なんかYouTubeで既に誰かがやっていそうなベタなトピックを書いてみました。主観モリモリで書いたけど怒る人とかいないよね………??
でも最近の記事のテーマがシリーズの解説ばっかりだったので、たまにはこういったおまけ的なテーマも良いかもしれない。実際書いてて楽しいしね。
私自身ようやく夏休みに突入しましたのでバシバシ更新していきたいところ。こんなこと言うもんじゃないだろうけど、最近PV数が芳しくないので頑張らなくちゃね。
と、いうわけで今回はこの辺で。よかったらコメントとかで「このキャラクターも強いよ!!」的なことを教えてくれたらうれしいです。
それではまた、次の映画にて。






