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「フェーズ4」とは?
『アベンジャーズ/エンドゲーム』で、10年にも及ぶMCUの盛大なフィナーレを飾ったフェーズ3、もとい「インフィニティ・サーガ」。
だがMCUはまだまだ終わらない。フェーズは「4」へと移行し、更なる世界観の広がりを我々ファンに見せてくれるのだ。
フェーズ4~6は新章の幕開けとして「マルチバース・サーガ」と呼称される。ここでいう「マルチバース」とは、原作のコミックスでは非常に重要な要素だ。
2018年に公開されたアニメ映画『スパイダーマン:スパイダーバース』では、並行世界の様々なスパイダーマンが登場し、あれもまた「マルチバース」の設定を踏襲した作品と言える。
それは例えば「アイアンマンにならなかったトニー・スターク」の物語であったり「ペギー・カーターがキャプテン・アメリカ」の物語であったり………
ありとあらゆる可能性が生じる度、それは「並行世界」として無数に分岐していく。そうしてできあがったのが「マルチバース」だ。
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そしてここからが本当に恐ろしいところ。MCU以外の様々なマーベル作品………『X-MEN』シリーズや『スパイダーマン』シリーズもまた「マルチバース」として捉えることができてしまうのである。
マルチバースという設定の最大の魅力とはつまり「クロスオーバー」が可能ということ。様々な世界に存在するマーベルのヒーローたちが共演する可能性が十分にあり得るのだ。
つまるところ、製作サイドがOKさえ出してしまえばMCUと一昔前のヒーローたちが同じスクリーンに映っているところを拝めてしまうのである。
これはMCUが始動する以前からマーベル映画を追っていた生粋のファンたちからすれば、非常に嬉しいニュースであることに間違いない。
また「マルチバース」という切り口以外にも「新たなるフェーズの始まり」として新たなるヒーローの登場や、既存のヒーローたちのその後の物語など、これまでのMCUのような作品展開も充実している。
加えてフェーズ4からは、配信サービス「Disney+」にて独占配信のドラマシリーズも始動。それも相まってか、1フェーズにおける全体の作品数が凄まじいことになっている。
これがフェーズ4以降における、MCUへの批判の要因にもなっていたりするのだが………詳細に関してはドラマシリーズをまとめた記事で解説していくことにする。
なにはともあれ、10年間築いてきたMCUの伝説は、新章を迎えたと言っても過言ではないだろう。
使命を解き放て。『ブラック・ウィドウ』
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『ブラック・ウィドウ』
("Black Widow")
あらすじ
アベンジャーズに内部分裂が生じた後、ソコヴィア協定に離反したとして世界中から追われる身となっていたナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウ。
各地を転々としていた彼女のもとに、数年前から生き別れた義妹のエレーナから、とある合成ガスを送られる。
この合成ガスの正体を解き明かすべく出発したナターシャだったが、突如として謎の傭兵から襲撃に遭う。
「タスクマスター」なる謎の傭兵は、キャプテン・アメリカの超人的な体術やホークアイの弓術、ブラックパンサーの鋭利な爪など多彩な武器と戦術を持つ最強の戦士だった。
その圧倒的な強さに圧倒されながらも、合成ガスを守り抜き逃亡に成功したナターシャは、ブダペストにて数年ぶりにエレーナと再開する。
世界中の裏社会で活躍する女スパイたち、通称「ウィドウ」。そんなウィドウの洗脳から解き放たれたばかりのエレーナは、ここ数年間の出来事を彼女に伝える。
かつてナターシャが所属し、そして彼女が壊滅させた、ウィドウを洗脳し育成する組織である「レッドルーム」が存続していたこと、その創始者であるドレイコフがまだ生きていたこと。
数々の真実を知ったナターシャは、今度こそレッドルームを滅ぼし世界中に散らばるウィドウたちを救うために、エレーナと共に行動を開始する。
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作品概要
MCUフェーズ4の幕開けを飾るのは、アベンジャーズの創立メンバー「ブラック・ウィドウ」の単独作。『シビル・ウォー』から『アベンジャーズIW』までの間、ナターシャが何をしていたのかが描かれる。
ケイト・ショートランドが監督を担当、主演はもちろんスカーレット・ヨハンソン。『ミッドサマー』のフローレンス・ピューと『ヘルボーイ』のデヴィッド・ハーバーが出演した。
S.H.I.E.L.D.の凄腕スパイとして知られ、またアベンジャーズのメンバーとして数々の死線を潜り抜けてきたナターシャ。だがそれ以前の彼女の姿が語られることは、今までのシリーズにおいてあまりなかった。
今作ではそんなナターシャの過去や、隠されていた家族の存在が明かされる。アベンジャーズの初期メンバーとして活躍してきた彼女の活躍が、今作にてようやく大々的に描かれている。
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………しかしながら周知の通り、ナターシャは『エンドゲーム』にて自己犠牲という形で命を落としている。今作で語られる活躍も「生前」の彼女によるものであると考えると、何だか複雑な気持ちになってしまうのも事実。
だが彼女の知られざる過去や、そんな過去に彼女がどう立ち向かっていくか、など多くの見所を持つ。フェーズ4の幕開けに相応しいといえる作品だ。
ブラック・ウィドウは、キャップやホークアイと同様、スーパーパワーを用いるというよりは己の体術や武器を用いて戦うヒーロー。絵面でいえば見劣りしてしまうかもしれないが、地に着いたアクションというのはいつだって映画ファンを魅了してきた。
今作『ブラック・ウィドウ』も『〜ウィンター・ソルジャー』ほどではないものの、MCUでは比較的珍しい正統派なアクションが繰り広げられる。
地を駆け空を舞い、敵を颯爽と薙ぎ倒していく姿は「華麗」そのものであり、その戦い様は昔から変わっていない。
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しかしながら、一部ファンからは今作に対し否定的な意見も寄せられている模様。ヴィラン「タスクマスター」の設定が原作と大きく異なる、またはCGのクオリティが低いなど………
また今作、コロナ禍のパンデミックの最中に公開したのが影響で興行成績が振るわず、Disney+での配信が同時に行われたという背景も持つ。これに対し、主演のスカーレット・ヨハンソンはマーベル・スタジオへ異議を申し立てたとか………
だがネガキャンばっかりしていても埒が開かない。いずれにせよ観客からの評価は比較的高いため、フェーズ4は良いスタートダッシュを切れたと言っても良いだろう。
信念の拳、因縁の決戦。『シャン・チー/テン・リングスの伝説』
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『シャン・チー/テン・リングスの伝説』
("Shang Chi and the Legend of the Ten Rings")
あらすじ
サンフランシスコのホテルマンとして働くショーンは、友人のケイティと共に平和な日常を送っていた。
ある日、彼女と共にバスで通勤していると、謎の武装集団からの襲撃に遭う。彼らの目的はショーンのペンダントであり、周囲の一般人を巻き込んでショーンに襲いかかる。
だがショーンは、圧倒的な武術を駆使して武装集団を返り討ちにしてしまう。ショーンの本当の名は「シャン・チー」であり、暗殺者として育てられた武術の達人だった。
同じペンダントを持つ、長年会っていない妹のシャーリンが次に狙われると踏んだシャン・チーは、ケイティと共にマカオへ出発。シャーリンと再会を果たしたシャン・チーは彼女と一戦を交え、その後再び謎の武装集団からの襲撃に遭う。
武装集団の正体とは「テン・リングス」なる組織の部隊であり、そのリーダーとはシャン・チーとシャーリンの父・ウェンウー。究極の力が秘められた腕輪を持つ男であり、その圧倒的な強さで裏社会を支配していた。
ウェンウーがペンダントに固執する理由、それは亡き妻に再び出会うため。妻の故郷である「ター・ロー」への鍵として、如何なる手段を以てしてでもペンダントを手に入れようとしていた。
「妻が私を呼ぶ声が聞こえる。きっと助けを求めているのだ」と語るウェンウー。しかしながらそれはター・ローに封印されし怪物たちが惑わせているに過ぎず、もし封印を解いてしまえば世界は滅亡の一途を辿るという。
父の暴走を止めるため、シャン・チーとシャーリンはター・ローへ至る道を探るべく、果て無き戦いに身を投じることになる。
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作品概要
MCUフェーズ4では初となる新ヒーロー誕生譚。多彩な武術を扱う、今までにないヒーローの誕生だ。
『ショート・ターム』や『黒い司法 0%からの奇跡』のデスティン・ダニエル・クレットンが監督を担当。フェーズ6にて公開される『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』の監督にも抜擢された監督だ。
かつては『アベンジャーズ/ザ・カーン・ダイナスティ(原題)』の監督も担当する予定だったが、カーン役の降板により『~ドゥームズデイ』に切り替わったことで降板を余儀なくされた。
主演を務めるのは『バービー』などで引っ張りだこなシム・リウ。『恋する惑星』のトニー・レオン、『エブエブ』のミシェル・ヨーなどと共演した。
今作における主人公シャン・チーは、類稀なる武術を用いるヒーロー。凄まじい疾走感で繰り広げられるカンフーアクションは必見だ。
ご存じの通りカンフーアクションとは香港映画の専売特許。故に今作ではMCU初にして高密度な香港映画のカンフーを拝むことができる。
そのアクションの完成度は、MCUアクション史上最高傑作と名高い『~ウィンター・ソルジャー』に並ぶほどと言われている。
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そして今作で大々的に登場する裏社会の組織「テン・リングス」とは、実はMCUの伝説の始まりこと『アイアンマン』から既に登場していた組織である。
アフガニスタンにてトニー・スタークを拉致し、同時にトニーがアイアンマンとなるきっかけをもたらした組織………それこそが「テン・リングス」なのだ。
本組織は『アイアンマン3』でも大きく取り上げられ、MCUの比較的序盤から頭角を露わにしていたが、この時点ではウェンウーやシャン・チーの存在は明かされていなかった。
なお、このマンダリンというキャラクターは今作にてまさかの初登場。本来の剽軽な性格を全面的に押し出しつつ、シャン・チーらと共にター・ローへの旅に同行した。
完全新規のヒーローらしく、鮮烈すぎる登場を果たしたシャン・チー。既に『~ドゥームズデイ』や『~シークレット・ウォーズ』での参戦も決定しており、今後の活躍に世界中のファンが注目している。
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悠久の時と共に。『エターナルズ』
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『エターナルズ』
("Eternals")
あらすじ
今より7000年以上も前、偉大なる創造者・セレスティアルズによって作られた種族「エターナルズ」は、宇宙に散らばる邪悪な魔物であるディヴィアンツを殲滅するべく地球へと派遣された。
突如として人類の前に姿を現した彼らは人類と交友を重ね、何百年にも渡ってディヴィアンツと死闘を繰り広げた。
そうして遂にディヴィアンツは全滅し、宇宙と地球に平和がもたらされた………が、地球では人間同士の醜い争いが続いており、エターナルズの一部のメンバーは「人間に叡智を与えすぎた」と後悔をあらわにした。
そうしてエターナルズは解散し、それからまた数百年もの時が経過。エターナルズの一員であるセルシは博物館の職員として働きながら日々を過ごし、スプライトはそんな彼女と共に暮らしていた。
だがある日、職場からの帰り道にて謎の怪物からの襲撃に遭う。その怪物の正体とは、数百年に全滅したはずのディヴィアンツだった。
特にこれといった戦闘能力を持たないセルシとスプライトは窮地に陥るが、すんでのところでエターナルズ最強格の実力を持つイカリスに助けられる。
イカリスは、現代に蘇ったディヴィアンツを再び葬り去るため、エターナルズのリーダーであるエイジャックに会い、エターナルズを再集結させようと提案するが………
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作品概要
アベンジャーズが生まれる遥か昔、およそ7000年前に誕生したヒーローたちを主役とした映画………という、あまりにもスケールが段違いすぎる作品。その神聖な雰囲気は他の作品とは一線を画する。
今作のとは別の役柄で『キャプテン・マーベル』にも出演したジェンマ・チャンがセルシを演じ、共演者としてアンジェリーナ・ジョリーやマ・ドンソク、ブライアン・タイリー・ヘンリーにバリー・コーガンと、凄まじい顔ぶれが集結した。
そして監督は『ノマドランド』でアカデミー作品賞・監督賞を勝ち取った経歴を持つクロエ・ジャオ。監督とキャスト、双方における力の入りようが見て取れる作品となっている。
グリーンバックなどのVFXを用いた撮影が多いMCUでは珍しく、ロケ撮影を多く行って制作されたという。まるで『ノマドランド』の雰囲気がそのままヒーロー映画になったかのようだ。
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さてこのエターナルズ、総勢10人からなる新ヒーローチームであるのだが、それぞれが個性的な能力を持っており、その実力は当然ながらアベンジャーズに勝るとも劣らない。
「物質転換」「飛行能力と目からビーム」「マインドコントロール」「姿を消す」「超高速で移動」などなど、その力は多種多様。
そんなそれぞれのスーパーパワーに見合うように登場人物たちのキャラクター性も際立っており、他作品のキャラクターたちとの相乗効果も期待されている。
またヒーロー映画としてはこれまた異色な、人間の「争い」の歴史にメスを入れているのも特徴的。特に広島原爆を「起こるべきでなかったこと」として描いているのは、ハリウッド映画の中では中々珍しい。
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と、このように数多くの独自性が多く盛り込まれた今作だが、ファンからの評価はあまり芳しくない結果となってしまっている。
ストーリーが少々退屈に感じてしまう、など批判の声として挙げられるポイントは何個か見受けられるが、最も主張されているのは「ポリティカル・コレクトネス」(通称:ポリコレ)的な設定が盛り込まれている点にある。
超高速で移動することができるマッカリは聴覚障害者として、また卓越した技術力を持つファストスは同性愛者として描かれている。
これは原作コミックにはない設定であり、またそうでなければならない描写もこれといって見受けられない。そうした要素が積み重なり、批判の声が多く挙げられているのである。
こうしたポリコレ的要素は現在のハリウッド映画でも大きな問題になっており、作品の面白さに直結しない多様性への配慮は禁止するべきだという意見が世界中から寄せられている。
とはいえ先述したクロエ・ジャオによる独特な作風をはじめ、他のヒーロー映画とは大きく異なる点が随所に見受けられるのも事実。
好み自体は人によって分かれるかもしれないが、刺さる人には思いっきり刺さる、そんな作品であると言えるのではなかろうか。
「サヨナラ」はもう言わない。『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』
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『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』
("Spider-Man: No Way Home")
あらすじ
街中の巨大なスクリーンにて、J・ジョナ・ジェイムソンによる報道番組にて映し出されたのは、スパイダーマンと激闘を繰り広げたクエンティン・ベック/ミステリオが最後に遺した一つのビデオ。
その内容とは、スパイダーマンが街に攻撃を仕掛けた(ように見せかけた)様子、そしてスパイダーマンの正体がピーター・パーカーという情報だった。
かくして友人たちだけでなく世界中に正体がバレてしまったピーターはすぐさまダメージ・コントロール局に身柄を拘束され、彼だけでなく恋人のMJや友人のネッド、叔母のメイまでもが尋問を受けることになってしまう。
最終的に凄腕弁護士マット・マードックによる弁護で不起訴にすることができたが、MJとネッドと共に受験していたMITが、先の騒動が原因で不合格となってしまう。
この状況をどうにかしようと、ピーターはドクター・ストレンジの住むサンクタムへと足を運ぶ。かつて共に肩を並べて戦った仲間のよしみとして、ストレンジはピーターに「ある魔術」を提案する。
それは世界中の人々が「ピーター・パーカーはスパイダーマンであること」を忘れる魔法。しかしMJやネッドもその対象になってしまうことを嫌がったピーターは、魔術の詠唱を邪魔してしまう。
怒ったストレンジはこう語る。世界規模に及ぶ大魔術が失敗してしまったことで、マルチバースの時空に亀裂が生じてしまったと。
時空から現れたのは、スパイダーマンのことをよく知る別次元からの「ヴィランたち」。次々と襲い来る未曽有の危機に、ピーターが下した決断とは………!?
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作品概要
『~ファー・フロム・ホーム』における衝撃的なラストからそのまま続く、MCU版『スパイダーマン』の3作品目。
トム・ホランド、ゼンデイヤ、マリサ・トメイ、ジョン・ファヴローなど前作に引き続き大勢が続投。監督は安定のジョン・ワッツ。
スパイダーマンの正体が全世界にバレる、という展開は従来の『スパイダーマン』シリーズにもない前代未聞の事態。
素顔を隠し、親愛なる隣人として戦い続けるスパイディにとって、正体がバレてしまうということはヒーロー活動を続けていくにあたって致命的極まりない。
そんな絶体絶命の状態から、如何にして元の日常を取り戻していくのか………という、スパイディの活躍が期待される。
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………さて、前置きはこの程度にしておこう。知っての通り、今作最大の魅力とは即ち「歴代『スパイダーマン』映画のヴィランの復活」という点にある。
『スパイダーマン』から「グリーン・ゴブリン」、『スパイダーマン2』から「ドクター・オクトパス」、『スパイダーマン3』から「サンドマン」、
『アメイジング・スパイダーマン』から「リザード」、そして『アメイジング・スパイダーマン2』から「エレクトロ」。
衝撃的なのは、上記5人のヴィランたちから「誰か1人」が登場する………のではなく「全員」である。過去の作品で散々スパイダーマンを苦しめてきたヴィランたちが、一つの映画にて一堂に会するのである。
これに伴って、彼らを過去に演じたウィレム・デフォーやアルフレッド・モリーナ、ジェイミー・フォックスもシリーズにカムバック。リザード役とサンドマン役の俳優は声のみの出演となった。
マーベル映画のファン、ひいては『スパイダーマン』のファンたちにとって、これほど喜ばしいことはない。公開前は予告編の映像を分析するなどして考察が盛んに行われた。
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そして劇場公開から3年も経った今だからこそ言える、更に衝撃的な事実をお伝えしよう………
過去にピーター・パーカー/スパイダーマンを演じた、トビー・マグワイアとアンドリュー・ガーフィールド。この二人が、別世界のスパイダーマン役として今作に出演しているのである。
歴代ヴィランが参戦するだけでなく、歴代スパイダーマンも参戦。今までファンの妄想でしか描かれてこなかったような夢の共演が、長年の時を経て遂に実現したのである。
熱狂的なファンが数多く存在するからこそ成し得ることができた光景に、公開当時の映画館は凄まじい熱狂に包まれた。故に今作を、歴代『スパイダーマン』作品における最高傑作だと称する声も多い。
またあらすじにもあるように、マット・マードック/デアデビル役のチャーリー・コックスや、J・ジョナ・ジェイムソン役のJ・K・シモンズなども出演している。
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『スパイダーマン』とは、爽快なヒーロー活劇にして、ピーターが何かしら「大切なもの」を失うことで新たなる一歩を踏み出す物語。およそ全てのスパイダーマンが、こうした悲劇的な運命をいくつも乗り越えている。
MCUの世界線におけるピーターは既に、父親のような存在であるトニー・スタークを失っている。だがこれだけでは足りないと言わんばかりに、運命は再びピーターから大切な存在を奪っていってしまう。
悲痛な運命に晒されようとも、親愛なる隣人として今日も街を駆け抜けていく。全てはどの世界のスパイダーマンが託され、そして背負ってきた「大いなる責任」のために。
そんなスパイダーマンたちを、私たちはいつだって応援し続ける。来るシリーズ「初の」4作目『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』にて彼がどんな活躍を見せてくれるのか、既に強い期待が寄せられている。
魔術、狂気、そして愛。『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』
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『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』
("Doctor Strange in the Multiverse of Madness")
あらすじ
変幻自在の天才魔術師「ドクター・ストレンジ」ことスティーヴン・ストレンジ。彼は元恋人であるクリスティーンの結婚式に参加していた。
久々にクリスティーンと会話を交わすストレンジだったが、突如として街中に「ガルガントス」という名の異形の怪物が出現する。
周囲の建物を破壊しながら暴走するガルガントスだったが、その狙いとは1人の少女だった。このままでは彼女の命が危ないと、ストレンジは「至高の魔術師」であるウォンと共にガルガントスを撃破する。
ガルガントスに狙われていた少女、アメリカ・チャベスは、多元宇宙を自由に行き来できる特殊能力を秘めていた。
ガルガントスを仕向けた誰かがアメリカの力を奪おうとしていると踏んだストレンジは助けを得るべく、同じく魔術を自在に操ることのできるワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチの元を訪ねる。
だが彼女との会話の中で、ガルガントスを仕向けたのは紛れもないワンダ自身であることが判明する。彼女の目的とはアメリカの力を使い、幸せな暮らしを送る別次元の自分と入れ替わることだった。
やがてワンダは、アメリカを匿っているカーマ・タージに襲撃を仕掛ける。禁断の魔術書「ダークホールド」の力を手にしたワンダの力は凄まじく、カーマ・タージの魔術師たちは悉くやられてしまう。
魔術による防護壁を易々と突破し、ついにアメリカの元へと辿り着いたワンダ。力を奪い取るべく彼女に襲いかかるが、すんでのところでアメリカの次元転移能力が発動。
かくして2人は、混沌に満ちた多元宇宙の世界に放り出されてしまう。どうにかして脱出しようと奔走する2人を、ワンダは見つけ出そうと画策するか………
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作品概要
MCU屈指の「映像の魔術」で世界を震撼させた『ドクター・ストレンジ』の続編。『~ノー・ウェイ・ホーム』に引き続きの登場となった。
ベネディクト・カンバーバッチが主演を務め、ベネディクト・ウォンやキウェテル・イジョフォーらが続投した。
ワンダ・マキシモフも出演しているが、今作では執念に取り憑かれたヴィランとして登場する。
そしてテーマが「マルチバース」であることから、別次元からのヒーローたちが登場。『~ノー・ウェイ・ホーム』に引き続き、ファンには嬉しいサービスが数多く見受けられる。
中でも『インヒューマンズ』からブラックボルト役のアンソン・マウント、ファンタスティック4のリーダーであるリード・リチャーズ役としてジョン・クラシンスキー、
そして『X-MEN』シリーズから、プロフェッサーX役のパトリック・スチュワートという大レジェンドも出演。まさにマルチバースという設定の夢が詰め込まれたキャスト陣が集合した。
そして監督を務めたのは、トビー・マグワイア主演『スパイダーマン』シリーズ三部作を手掛けたサム・ライミ。マーベル映画の隆盛を支えたレジェンドが、実に15年もの時を経て帰還した。
サム・ライミはスプラッターホラームービーの原点こと『死霊のはらわた』を手掛けたホラー映画の巨匠。それに伴ってか、今作はMCUでは珍しくややホラーテイストの際立つ作風となっている。
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今作でもストレンジの変幻自在な魔術は健在。フェーズ4になろうとも、彼の魔術は更に進化し続けている。
さらに今作では別次元のヒーローたちが登場するだけでなく、別次元のストレンジたちも登場し、それぞれが独特のキャラクター性を持つ。
だが今作における「狂気」の大部分とは、即ちヴィランであるワンダが大部分を占めていると言っても過言ではないだろう。
ドラマシリーズ『ワンダヴィジョン』では、己の力を最大限に引き出して町全体に幻を作り出し、愛する夫のヴィジョンや子供たちと共に仮初の幸せな日々を過ごしていた。
紆余曲折を経て町はワンダの幻影から解放されたが、彼女は禁断の力を秘めた書物であるダークホールドを手にしてしまう。その力に魅せられた彼女は「幸せな家族を取り戻す」という執念に囚われてしまう。
何が何でも目的を果たそうとする彼女の姿は、元アベンジャーズのヒーローとは思えないほどに悍ましい。
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だがワンダは、これまでの物語であまりにも多くを失いすぎた。弟のピエトロを亡くし、ヴィジョンを亡くし、そして仮初の幸せに浸ることも許されず………
そんな彼女の境遇を考えると、どうもやりきれない感じがしてしまう。果たして彼女に、救いの手が差し伸べられる日が来るのだろうか………
前作以上に人間臭いストレンジも含め、「狂気」というテーマに反して意外にも感情を揺さぶられる、そんな続編だと言えるだろう。
轟け雷鳴、届けこの愛!!『ソー:ラブ&サンダー』
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『ソー:ラブ&サンダー』
("Thor: Love and Thunder")
あらすじ
サノスとの最終決戦の後、ソーはガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバーたちと共に宇宙の星々で人助けをしていた。その過程で、ぽっちゃり体型も無事ムキムキに戻っていった。
ある日、ソーは宇宙に散らばる神々たちが次々と殺されているという話を聞き、急遽地球にあるニュー・アスガルドへと帰還する。
真夜中のニュー・アスガルドを襲撃しているのは、無数の異形の怪物たち。そんな怪物たちを率いるのが「ゴア・ザ・ブッチャー」、「神殺し」の異名を持つ男だ。
盟友のコーグと共に応戦するソーだったが、無数の敵たちに押されてしまう。だがすんでのところで、ソーのかつての武器であるムジョルニアが飛来する。
ムジョルニアが自分の手に戻ったと歓喜するソーだったが、その持ち主とはもう1人のソー。その正体とは、ムジョルニアから「マイティ・ソー」としての力を授かった、ソーの元恋人であるジェーン・フォスターだった。
2人のソーの力により敵を撃退することに成功したものの、ゴアは町中の子供たちを攫ってしまう。子供たちを全員取り返すには戦力が足りないと判断したソーは、他の神々に助けを求めることに。
果たしてソーたちはゴアを倒し、そして子供たちを救うことができるのか!?数々の喪失を乗り越え、「雷様」の雷鳴が今、宇宙に轟く!!!
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作品概要
アイアンマン、キャプテン・アメリカに並ぶ「BIG 3」の1人にして、最強の雷神・ソーが主演の作品。MCUでは何気に初となる、4作目の続編となった。
クリス・ヘムズワースは勿論主演として続投、監督は前作『~バトルロイヤル』に引き続きタイカ・ワイティティ。
また今作では、ピーター・クイル/スターロード(クリス・プラット)やロケット(ブラッドリー・クーパー)をはじめとする「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の面々や、
「神々の王」と称される雷神・ゼウス役としてラッセル・クロウ、ヴィランのゴア・ザ・ブッチャー役としてクリスチャン・ベールが出演。
さらに『マイティ・ソー』1作目や2作目でジェーンを演じたナタリー・ポートマンが復帰。新生マイティ・ソーとして、ムジョルニア片手にソーと共に大暴れする。
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ここまで豪華俳優が集結し、錚々たるメンツの中でソーが暴れまくる今作はさながらお祭り騒ぎ状態。タイカ・ワイティティのコメディチックな作風も相まって、笑いあり興奮あり涙ありのエンタメ超大作に仕上がっている。
しかし忘れてはならないのは、ソーはこれまでの旅路において数々のかけがえのないものを失ってきたということ。
母を失い、父を失い、弟を失い、国を失い、愛する民を失ったソー。いくら神といえど、一人の男として彼はあまりに多くを失いすぎた。
だがソーはそれでも折れない。民を救うため、そして愛する人を救うため、彼は何度でも立ち上がり、宇宙の彼方まで雷鳴を轟かせるのだ。
人間と神、普通であれば相容れないはずの2つの存在を繋ぎとめるものこそが「愛」。そのために戦うソーの姿は、まさに正真正銘の「神」にして「ヒーロー」と呼べるのではなかろうか。
継承せよ、黒き意志。『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』
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『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』
("Black Panther: Wakanda Forever")
あらすじ
その日、世界は最も偉大なる王を失った。
唯一無二の王たるテイ・チャラ/ブラックパンサーが病死したことで、ワカンダは深い悲しみに包まれながらも、女王ラモンダのもとで活気を取り戻そうとしていた。
しかし王を失ったワカンダは国際的な地位を失いつつあり、ラモンダは断固として他国にヴィブラニウムを渡すことを拒否していたが、長く保たれていた力の均衡が崩れ去るのは時間の問題だった。
そんなワカンダに、新たなる脅威が現れた。「ネイモア」と名乗るその男は、他国で使用されたとされるヴィブラニウムの探知機の製造者を探し出せとラモンダに告げる。
ネイモアとは、ワカンダと同様ヴィブラニウムの力で密かに発展を遂げた海中帝国「タロカン」の王。もし応じなければ、タロカンはワカンダへ戦争を仕掛けると持ち掛ける。
国外へ自由に動けないラモンダの代わりに、製造者の捜索に向かう王女シュリとオコエ率いるドーラ・ミラージュたち。その製造者とは、MITに在籍するメカニックの少女・リリだった。
リリはかのトニー・スタークも顔負けの技術力を持っており、自作のパワードスーツを装着し「アイアンハート」として戦うことができる。
そんなリリをシュリたちはワカンダへ連れて行こうと試みるが、タロカンの戦士たちからの襲撃を受けシュリとリリは誘拐されてしまう。
彼女らがタロカンで見たのは、息を吞むほど美しい海中帝国の景色。その発展っぷりはワカンダに勝るとも劣らないほどで、凄まじい軍事力を持っていることは火を見るよりも明らかだった。
シュリはなんとかワカンダへの侵攻を食い止めるようネイモアに説得を試みるが、シュリを救出しに来たテイ・チャラの妻・ナキアがタロカンの戦士を殺害してしまったことで、両者は戦争状態に陥ってしまう。
ブラックパンサーのいないワカンダに攻め入る、ネイモア率いるタロカン軍。未曽有の国の危機に、シュリはある重要な決断を下す………
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作品概要
MCUフェーズ4を締めるのは、文字通りアメコミ映画の伝説として名を刻んだ『ブラックパンサー』の続編。
前作に引き続きライアン・クーグラーが監督を務め、またアカデミー賞に関しても(惜しくも受賞は逃してしまったが)女王ラモンダ役のアンジェラ・バセットが助演女優賞にノミネートされた。
また今作から、アイアンマンに次ぐメカニック・ヒーローとして「アイアンハート」が登場。製造者であるリリ・ウィリアムズを演じるのはドミニク・ソーン。フェーズ5では彼女が主役のドラマシリーズが公開予定だ。
………そして周知のとおり、前作にてテイ・チャラ/ブラックパンサー役を務めたチャドウィック・ボーズマンの訃報により、物語の中でもテイ・チャラが病により亡くなってしまったことに。
故に今作はテイ・チャラ、もといチャドウィック・ボーズマンに捧げられた作品となっている。マーベル・スタジオとしても、テイ・チャラ役のリキャストを行う予定はないとのこと。
https://eiga.com/movie/95008/gallery/
だが、テイ・チャラは既に先祖の元へと旅立ってしまったが、ブラックパンサーの魂は未だ潰えていない。従って、今作では新たなるブラックパンサーが誕生する。
テイ・チャラの意志を継ぐ、二代目ブラックパンサーに選ばれたのは、レティーシャ・ライト扮するシュリ。今作では主人公として、新たな脅威に立ち向かうべく次のブラックパンサーになる過程が描かれている。
そんな激動の時代を迎えつつあるワカンダに襲い来るは、深海に潜みし海底王国、その名もアトランティス………ではなくタロカン。そんなタロカンを治めるは、まるで魚のように水中を動き回り、まるで鳥のように空を飛び回るネイモアだ。
原作では「ネイモア・ザ・サブマリナー」というヒーローであり、マーベル・コミックス最古のヒーローの1人。『X-MEN』でいうところのミュータントに分類される。
前作のマイケル・B・ジョーダン扮するウンジャダカ/キルモンガーも中々にインパクトのあるヴィランだったが、ネイモアの圧倒的な強さもまた今作の魅力を引き立てている。
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「王」という国を支え続けてきた存在を失ってしまったワカンダ。シュリもまた、最愛の兄をすんでのところで救えなかったことで常に罪悪感に苛まれている。
だが失意の中から立ち上がり、そして這い上がっていく姿は実にヒーロー映画的であり、同時にフェーズ4の締めくくりとしてこれ以上ないほどに最適な作品に仕上がっていると言えるだろう。
激動の時代を乗り越え、そして黒き意志を受け継ぎ、ワカンダはこれからも世界で最も強い国として君臨し続ける。新たなるブラックパンサーとなったシュリ含め、今後の作品での活躍が期待されている。
番外編:「マーベル・スタジオ・スペシャル・プレゼンテーション」
ここからはDisney+にて公開された、ドラマシリーズではない2本のショートムービーを紹介していく。
いわゆるテレビのスペシャル番組的な立ち位置の作品であり、MCUのサーガにも含まれる。あくまでも番外編としての側面が強いが、フェーズ4のいち作品としてこちらもチェックしておくべきだろう。
『ウェアウルフ・バイ・ナイト』
https://eiga.com/movie/97912/gallery/4/
『ウェアウルフ・バイ・ナイト』
("Werewolf by Night")
MCUとしては初の試みとなる、全編モノクロで撮影された作品。ゴア描写も随所に見受けられ、総じて50〜60年代のモノクロホラー映画のような雰囲気が漂っている。
監督はピクサー作品などの音楽を手掛けたことで知られるマイケル・ジアッチーノ。ガエル・ガルシア・ベルナルが主演を務めた。
タイトルにもある通り、主人公は人が狼に変身する「狼男」。モンスターを追跡し退治する「ハンター」の集会に紛れ込み、とあるゲームに参加するところから物語が始まる。
MCUのフェーズ4では『〜マルチバース・オブ・マッドネス』など若干ホラーテイストな作品が存在するが、今作はそれよりもかなり正統派なホラー作品となっている。
とはいえアメコミ映画の作品なので、ジャンプスケアなど本気で怖がらせるような演出もないので安心されたし。
https://eiga.com/movie/97912/gallery/3/
こうしたホラーをメインテーマとした主人公が、果たして『アベンジャーズ』などの作品に参加することができるのかどうか正直危ういところではある。
だが公式が「MCUのサーガの一つとして含まれる」と明言している以上、いつかは他作品のキャラクターたちと同じスクリーンに映る姿を見ることができるはず。今後の続報に期待するとしよう。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル』
https://eiga.com/movie/98331/gallery/6/
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル』
("The Guardians of Galaxy Holiday Special")
マーベル・スタジオによる超豪華な特番を締めるのは、我らの愛するガーディアンズ。『ホリデー・スペシャル』ということで、クリスマスをテーマにした物語が繰り広げられる。
監督はジェームズ・ガン。当然の如く、クリス・プラットやブラッドリー・クーパーをはじめとするガーディアンズの面々が全員集結した。
ストーリーとしては、サノスの手により愛するガモーラを喪い、その後サノスとの最終決戦で彼に仕えていた時代のガモーラと再会するもフラれ、意気消沈しているピーターを元気づけるべく、ドラックスとマンティスが奮闘する。
https://eiga.com/movie/98331/gallery/
いつもは何かとスケールの大きい敵に立ち向かっているガーディアンズだが、今回はごく平和な回。ドラックスとマンティスというメンバーの中でも一際癖の強い2人が、地球にてドタバタコメディを繰り広げる。
世間がクリスマスを賑わっているのをいいことにやりたい放題し、挙げ句の果てには名優ケヴィン・ベーコン(本人)を拉致しピーターにプレゼントするという最高にぶっ飛んだ計画を遂行する。
しかしながらラストは嬉し泣きしちゃうほど平和かつハッピーに終わる。マーベル・スタジオ、ひいてはガーディアンズからの特別なクリスマスプレゼントに思わず笑みが溢れる。
やはり愛してるぜお前ら!!!!!(泣)と叫ばずにいられないショートムービー。益々我々のガーディアンズへの愛を強めることとなった至高の一本と言えるだろう。
あとがき(まとめ)
お久しぶりです水綿です。noteの方を書いていたりリアルが割と忙しめだったりで、ついに更新が3ヶ月空くという快挙を成し遂げてしまいました。
いや、もうね、本当によくないですね。自由時間だキャッホイ!!!なんて言いながらゲームに没頭してる暇なんかないですよ。でも本当に自分の時間が多く取れない時期もあったんです。そこは許してつかあさい。
さてMCUのフェーズ4に手を出したということはドラマ版も書かなきゃだし、それを書いたとしても今度はフェーズ5も取り上げなきゃですよ。
フェーズ5も早いもんで終わりが近づいてきたもんですから早めに着手しないとね。でも2連続でMCUを書くのはなんか癪なので別のシリーズを挟もうとは思いますが………
やりたいことが何にもない人ってのはなんか可哀想だなーと思ったりはするんですが、逆にやりたいことが多すぎるのも考えものですねぇ。やるべきこと、やらなきゃいけないこととの両立も考えなきゃやら何やらで。
まぁここで私のエッセイを書いてもしょうがないんで、今回はこの辺で。なるべく早く次の記事を書けるように努力はしますので………「努力」はね。
それではまた、次の映画にて。