シリーズ解説

史上最速、ハリウッドを大疾走!!『ソニック・ザ・ムービー』シリーズを一挙解説!!

2025年1月6日

過去も未来も、全て駆け抜けろ。『ソニック × シャドウ TOKYO MISSION』

https://eiga.com/movie/102346/gallery/27/

『ソニック × シャドウ TOKYO MISSION』

("Sonic the Hedgehog 3")

あらすじ

ソニック、テイルス、ナックルズの3人は、グリーンヒルズの町にてワカウスキー夫妻と共に、和気藹々とした日々を送っていた。

ある日、ソニックへのサプライズパーティーの最中、特殊機関「G.U.N」の隊員が訪れ、3人に東京への出動要請が出される。

いざ向かってみると、そこには壊滅状態と化したスクランブル交差点が。火柱と破壊された車が立ち並ぶ中、ある「影」が3人の前に立ちはだかる。

「影」の正体とは、ソニックに瓜二つの見た目を持つハリネズミ「シャドウ・ザ・ヘッジホッグ」。国の極秘実験によって生み出された究極生命体だ。

3人の力全てを持ってしてでも敵わない、圧倒的なパワーにあっという間にやられてしまう一同。やむを得ず撤退した3人の元に、ドクター・ロボトニックの助手であるストーンが訪れる。

前作での最終決戦の後、死亡したかと思われていたロボトニック。しれっと生き残ってはいたが、お腹がとても丸くなるなど「ドクター・エッグマン」の名に相応しい見た目に変貌していた。

シャドウを止めるには、ソニックたちの「力」とロボトニックの「頭脳」が必要になる。かつての宿敵相手に、ソニックたちは渋々手を組むことになるが………

https://eiga.com/movie/102346/gallery/4/

作品概要

シリーズ3作目。タイトルにもあるように、原作でも非常に人気の高いキャラクターであるシャドウが登場する。

監督のジェフ・ファウラー、ソニック役のベン・シュワルツにトム役のジェームズ・マースデン、ロボトニック役のジム・キャリーや前作にてナックルズを演じたイドリス・エルバらが続投

そしてシャドウの声優を務めるは、『マトリックス』『ジョン・ウィック』シリーズで有名なキアヌ・リーブス。ハリウッドのレジェンドが満を持して参戦した。

https://eiga.com/movie/102346/gallery/15/

ソニックと同じくハリネズミであり、「究極生命体」と呼ぶに相応しい強力なパワーを持つシャドウ。その力は、数々の敵を打ち倒してきたソニックたちを遥かに凌ぐ。

ソニックと同じように真っ直ぐな性格をしているが、あまりにも愚直すぎるが故に高い危険性を秘める。目的のためなら手段を選ばない、その姿はまさにダークヒーローだ。

さて話を戻して今作、興行・批評の双方においてシリーズ最大の記録を達成しており、映画『ソニック』シリーズの人気を確たるものとしたと言っても過言ではない。

コメディはよりおかしくシュールに。アクションはよりスピーディにダイナミックに。前2作で散りばめられていた原作オマージュも盛り沢山であり、ファンサービスもバッチリ。

https://eiga.com/movie/102346/gallery/26/

そしてシリーズお馴染みのキャストとなったジム・キャリー、なんと今作では一人二役で登場。

ロボトニックの祖父、ジェラルドも同時に演じるジム・キャリー。彼特有のコミカルさは、役がもう一つ増えようとも失われていない。

シリーズ最大にして最速、「究極の戦い」を目撃せよ。

今後のシリーズ展開

一度は(主にソニックのデザインで)とやかく言われていた本シリーズだが、今では世界的ヒットを記録するほどの人気シリーズに。

その人気は勢いを増し、映画だけでなくドラマシリーズも制作されている。現にParamount+では、ドラマシリーズ『ナックルズ』が配信中だ。

https://eiga.com/movie/96283/gallery/4/

そして映画作品としては、既に『Sonic the Hedgehog 4(仮題)』の制作が決定している。まだまだ『ソニック』シリーズには魅力的なキャラクターが存在しているため、今後の展開が非常に楽しみである。

あとがき

あまりにも『ソニック×シャドウ』が面白すぎたので、衝動に駆られるまま書いてしまった。まさか2024年最後の映画がソニックになるとは思わなんだが、最高に面白かったので良しとする。

さて私の『ソニック』シリーズに対する印象についてだが、実のところそこまで詳しいわけではない。何しろ『スマブラX』で初めてソニックの存在を知ったのだから。

しかしそこから原作自体に興味が出始め、3DSで体験版を遊んでみたり、初代『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』を遊んでみたりとちょくちょく触れてはいたのである。

だがここまで熱く語っておいて、実の本人がミーハー中のミーハーとは何とも情けない話だ。なので次回作までには何かしらのタイトルを遊んでこようと思う。

と、いうわけで今回はこの辺で。ちゃっかり2025年となりましたが、何卒今年もよろしくお願いします。

https://eiga.com/movie/96283/gallery/3/

それではまた、次の映画にて。